次世代型水道管路漏水情報管理システム

AIMS(アイムス)の特徴

漏水防止技術

 従来の人が行う漏水調査及び技術は漏水探知機などを利用して、水道管の上などを歩行調査したり、音聴棒などでメーターなどから漏水音の有無を確認したり、漏水音や振動などの周波数帯や音圧を分析・解析して漏水の判定を行う機器を利用して漏水を探すなどの技術で今日まで約30年以上続けられてきました。

 アイムスは今迄の漏水調査と違い、水道事業経営に影響を及ぼすような漏水をいかに効率的に精度よく発見するかに特化したシステムです。

 各バルブなどに設置する無線式漏水監視ユニットは高性能マイコンの漏水判定プログラムにより精度よく漏水振動の周波数帯や音圧レベル、使用水の有無などのデータを総合的に判断。また、微少な非金属管などの漏水振動にも対応できる高感度センサーを搭載し1年365日毎日、漏水振動の有無を自動測定・判定を繰り返し行い、漏水発生の場合漏水発生日のデータとともにパトロール車両のタブレットに自動送信されます。

 また今迄の漏水調査や調査機器との決定的な違いは漏水監視ユニット内部で漏水判定を全て完了する点であり、設置後最低4年間はメンテナンスフリーでシステムの稼働が可能な最新の管路管理システムです。

漏水防止技術

システム運用の見える化の実現

 今日までの漏水調査などの管理方法は水道事業体様と専門業者等の互いの信頼関係と日報の提出等で成り立っていました。しかし専門業者間の技術者レベルの違いなどによる調査結果の差異による不満、水道議会などでの漏水調査の有効性の有無の質問の多さなどをよく耳にします。

 アイムスの漏水管理の車両パトロール状況はGPSデータと地図データを連動した形で水道事業体様や他の漏水管理会社・団体様のパソコン上にて最新のリアルタイム情報として御覧いただけます。

 【 今、車両が何所にいるか。どんな調査・作業を行っているか。 】

 AIMS(アイムス)なら全てをお客様にお見せします!

  • iPadを利用した保守点検管理システム
    iPadを利用した保守点検管理システム
  • 役所、担当者様のパソコンから管理
    役所、担当者様のパソコンから管理

コストパフォーマンス

 AIMS(アイムス)の車両による漏水監視パトロールは、1日1台当たり、調査距離50Km以上を可能にしました。小さな地方都市なら数日程度、大都市でも1ヶ月以内で全体の漏水対策の管路管理が可能です。

 年1回の漏水調査予算で年4回以上のパトロール管理が可能となります。更に無線型漏水監視ユニットは1年365日連続して、漏水の発生をメンテナンスフリーで自動監視しているため、管路に異常流量等が発生した場合などはリアルタイムに漏水パトロールを行い、漏水箇所の特定までを効率的に可能にします。

 無線型漏水監視ユニット及びシステムの全ての導入価格帯も、既存の国内メーカー・海外メーカーの輸入商品などの漏水判定機器等などと比べ1/2~1/20の低コストを実現しております。

 「システム運用の見える化の実現」は担当者様のパソコンからウエブ画面を閲覧可能する事で実現できます。携帯電話会社の回線を利用する事で調査・パトロールデータ等の改ざんなどは一切出来ない仕様であり、調査品質の向上と市民サービス・行政サービスの観点からも、顧客満足度の向上を高い次元で両立させたシステムです。

 AIMSの漏水情報は自動受信するシステムのため、メータ検針員様に受信機を携帯していただく事で検針毎の漏水情報管理も可能です。

システムフローチャート

  1. 無線型漏水監視ユニット設置
    • 設置計画、施設状況確認、無線環境調査を実施します。
    • 無線型漏水監視ユニットを仕切弁のスピンドル上に設置します。
    • 設置後は、1年365日漏水の有無を自動測定・解析をし、機器内部で高精度な漏水判定を行います。
  2. 保守点検パトロール
    • 年4回実施(約3ヶ月間隔)し、結果の報告をします。
    • 「見える化」を実現し、リアルタイムに漏水の有無やパトロール車両の走行経路、現場内における報告事項等を、水道事業体の御担当者様のパソコンで御確認いただけます。
    • 保守点検パトロールは走行経路上における地上漏水等の異常箇所発見も目視により同時に行います。
  3. 漏水位置特定調査
    • 無線型漏水監視ユニットが漏水判定した箇所を中心に漏水箇所の位置特定調査を行います。
    • 相関調査を主体とし、マニュアルに基づいた高品質な位置特定を行い、報告いたします。
  4. 漏水箇所修繕
    • 地域の工事会社が修繕を行います。
  5. 保守点検パトロール
    • 契約期間内、保守点検パトロールからの作業を繰り返し行います。
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